第3話 大正14年開校
『川崎高等女学校』 大正14(1925)年、榎町の新校舎の門標に「神奈川県川崎高等女学校」と掲げられた。生徒の募集は2学級であったが、昭和2(1927)年に3学級(1学級50名)、8(1933)年4学級、15(1940)年には5学級と増加の一途をたどった。これに伴い、二年に2教室、三年に4教室、五年に2教室が増築された。その後、増改築を繰り返し、11(1936)年に体育館が建設され、15年には、普通教室18と特別教室8を持つ女学校となった。川女に入学するのは大変で、入試の競争率も二倍を超すこともあり、小学校の最上位の生徒しか入学できなかったようであった。 |
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